AIでサイトが作れる時代に、熊本のホームページ制作会社ができること
「AIに質問に答えるだけでホームページができるらしいですね」。最近、こういう話題が打ち合わせでも出るようになりました。制作を仕事にしている立場として、正直に思っていることを書いておきます。
AIで作れる、は本当
まず事実として、AIでホームページの形を作ることはもうできます。いくつかの質問に答えると、デザインも含めてサイト全体を自動で組み立ててくれるサービスが増えています。AIが出した案をもとに、人が調整して仕上げる進め方も一般的になってきました。
私たちも制作の中でAIを使っています。使わない理由がありません。
それでも差がつくところ
ただ、AIが作れるのは「それらしい形」までです。次のようなことは、AIには用意できません。
・実際のお客様とのやりとりから出てきた言葉
・その会社だけの事例や数字
・代表やスタッフの考え方
・地域の事情をふまえた判断
そして皮肉なことに、AI検索が評価するのはまさにこの部分です。独自のデータ、実体験、専門家としての意見。どこにでもある文章を並べたサイトは、AI時代には埋もれやすくなります。
制作会社の役割は「聞き出すこと」
だから熊本でホームページ制作をお受けするとき、いちばん時間をかけているのはヒアリングです。なぜこの仕事を始めたのか、どんなお客様が多いのか、断っている仕事は何か。
ご本人にとって当たり前すぎて書かれていないことの中に、その会社の強みがあることがほとんどです。それを言葉にして、伝わる順番に並べる。ここが人の仕事だと思っています。
自分で作るのが向いている場合もある
正直に書くと、開業したばかりで予算を抑えたい場合や、まず名刺がわりのページがあれば十分という場合は、AIやテンプレートで自作するのも良い選択です。制作会社に依頼するのは、集客の柱にしたい段階になってからでも遅くありません。
今日のまとめ
形を作ることの価値は下がり、中身を引き出すことの価値が上がっている。そう感じています。明日は、誰にでも使いやすいサイトにするための「アクセシビリティ」について書きます。
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